客室は全て「スイート」「ロイヤル」、定員は40人
JR西日本は、平成27年3月12日に定期運転が終了した「トワイライトエクスプレス」を、5月から旅行会社専用団体臨時列車として、西日本各地を運転することを発表した。
「トワイライトエクスプレス」の車両編成を組みなおし、客室は全て「スイート」「ロイヤル」とし、サロンカー、食堂車を連ね、定員は40人。乗車は、ツアーを主催する旅行会社に申し込むこととなる。
沿線自治体などと連携し特産品の販売や伝統芸能の実演なども計画
運転区間は、5月から6月が「山陽コース」。7月からは、「山陽コース」に加え、山陰本線を通るコースの設定を予定。
車内サービスについては、食事は朝食1回、昼食2回、夕食1回をセット。これまでのフランス料理などの食事をグレードアップし、さらに著名なブーランジェ、パティシエがプロデュースした「トワイライトエクスプレス」オリジナルのパンやデザートを用意する。
また、沿線自治体などと連携して、車内や停車時での地元特産品の販売や伝統芸能の実演などのおもてなしも計画するという。
同社では、車窓、食事など乗ること自体の楽しさにある「トワイライト」の良さを、平成29年春に運行開始が予定されている「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」に引き継ぎ、地域の人々とも一体となって、観光振興の推進にもつなげていきたいとしている。

JR西日本 プレスリリース
http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/03/page_6984.html