浪速の春を飾る風物詩
造幣局(大阪府大阪市北区)では、「桜の通り抜け」が、4月9日から4月15日までの7日間開催される。
平日は午前10時から午後9時まで、土曜日・日曜日は午前9時から午後9時までで、日没後にはぼんぼりなどでライトアップ。浪速の春を飾る風物詩として親しまれ、昨年の観桜者数は期間中836000人と、大勢の人が訪れる。
132品種が楽しめ、今年の花は「一葉」
造幣局の「桜の通り抜け」は、明治16年に開始され、毎年4月中旬頃の桜の開花時に、造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放するイベント。
現在構内にある桜は、関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など 131品種、350本 を数え、紅手毬、大手毬、小手毬及び養老桜などは、他では見られない珍種。
造幣局では「通り抜け」の桜に親しみを持ってもらうよう、数多くの桜の品種から1種を「今年の花」として選び毎年紹介し、今年の花は「一葉(いちよう)」。また、新たに「園里黄桜(そのさときざくら)」が登場し、132品種が楽しめる。

造幣局 公式サイト
http://www.mint.go.jp/