根津神社のつつじ苑の公開やさまざまな催しが行われる
根津神社(東京都文京区)では、「第46回文京つつじまつり」が、4月11日から5月6日まで開催される。
期間中は、根津神社のつつじ苑の公開(9:00~17:30)や、根津権現太鼓などのさまざまな催しが行われ、甘酒茶屋、植木市、露店等もたくさん並ぶ。
約100種3000株のつつじが咲き競う
根津神社は今から1900年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、江戸時代五代将軍徳川綱吉が世継が定まった際に現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より遷座したもの。社殿は1706年に完成し、権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されている。
境内にある約2000坪のつつじ苑には、約100種3000株のつつじが咲き競い、見頃は4月中旬から下旬。種類が非常に多く、開花時期が違うため、早咲きから遅咲きへと花が移り変わり、長い期間さまざまなつつじを楽しむことができ、中には豆つぶほどの小さい花のフジツツジ、風車のような花弁のハナグルマ、黒つつじと呼ばれるカラフネ等珍しいものも見ることができる。
祭りの期間中は「三十六歌仙絵の拝観」(4月11日~5月6日 12:00~12:20、14:00~14:20/根津神社社殿)、「神輿渡御」(4月12日 13:00/根津神社境内)、「根津権現太鼓」(4月26日・29日、5月3日~5日 12:00/根津神社境内)などのイベントが予定されている。

根津神社 公式サイト
http://www.nedujinja.or.jp/index.html