第20回の記念公演、ガラコンサートを開催
宮崎の春の風物詩「第20回宮崎国際音楽祭」が、“春咲いてハミング”をキャッチフレーズとして、メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)を主会場に、4月29日から5月17日まで開催される。
第20回の記念公演として、複数の演奏家が有名曲を演奏するガラコンサート、マイスキートリオによる特別演奏会を開催。また、5回のメイン公演のほか、小林市・川南町の2会場で開催するサテライトコンサート、クラシックの名曲を解説付きで紹介する「名曲コンサート」、県内在住の演奏家が参加する「県民コンサート」などのスペシャルプログラムも開催される。
メインプログラムには、徳永二男、ズーカーマン、諏訪内晶子などが出演
海外からの演奏家及び徳永二男氏をはじめとする日本人演奏家によるメインプログラムは、 演奏会1(室内楽) 「エクスペリメンタル・コンサート」(5月5日/野平一郎:ピアノ、徳永二男:ヴァイオリン、弦楽アンサンブル ほか)。
演奏会2(室内楽)「巨匠・ズーカーマン 至高の室内楽」(5月13日/ピンカス・ズーカーマン、三浦文彰、漆原朝子、漆原啓子:以上ヴァイオリン、川﨑和憲、川崎雅夫:以上ヴィオラ)。
演奏会3(室内楽)「諏訪内晶子 成熟のアンサンブル」(5月14日/諏訪内晶子、川田知子:以上ヴァイオリン、鈴木康浩、安藤裕子:以上ヴィオラ、上村昇、古川展生:以上チェロ、アンジェラ・チェン:ピアノ) 。
演奏会4(オーケストラ)「チャイコフスキー 激情のシンフォニー」(5月16日/ピンカス・ズーカーマン:ヴァイオリン、アマンダ・フォーサイス:チェロ、宮崎国際音楽祭管弦楽団)。
演奏会5(オペラ/演奏会形式)「プッチーニの世界~誰も寝てはならぬ~」(5月17日/広上淳一:指揮、リー・シューイン、岡田昌子:以上ソプラノ、福井敬:テノール ほか、宮崎国際音楽祭合唱団、宮崎国際音楽祭管弦楽団)。
20周年記念プログラムは、チェロの巨匠ミッシャ・マイスキーがピアニストの娘、ヴァイオリニストの息子と共演する「マイスキー・スペシャル~親子で奏でるハーモニー」(5月6日)、海外からのゲストや日本人演奏家、オーケストラまで勢ぞろいした夢のようなコンサート「『響宴』~20周年記念ガラ・コンサート」(5月15日)となっている。

「第20回宮崎国際音楽祭」 公式サイト
http://www.miyazaki-ac.jp/mf/