街中がどんたく一色で湧き返る
福岡市では、毎年200万人以上の人出で賑わう「博多どんたく港まつり」が、5月3日・4日に開催される。
どんたく広場(明治通りパレード)をはじめ、市内30以上の演舞台でパレードやステージイベントが繰り広げられ、街中がどんたく一色で湧き返る。
パレードやパフォーマンス、総おどりで盛りあがる
博多どんたくは、「松ばやし」を起源とするおよそ830年余の歴史をもつという伝統行事。昭和37年、市民総参加の「博多どんたく港まつり」となり、昨年は、参加どんたく隊のべ748団体、出場者3万7,653(過去最多)、見物客240万人と、春のゴールデンウィーク期間中、日本で一番の祭りともいわれるようになっている。
一番の見どころは、どんたく広場でのパレードで、明治通りの呉服町信号付近から、天神のアクロス福岡前までが、どんたく広場になり、パレードが華やかに行われる。
どんたくパレードの幕開けを飾るのは、国選択無形民俗文化財の「博多松ばやし」で、三福神(福神・恵比須・大黒)の3流れと稚児流の合計4流れが市中を祝って廻る。その後、それぞれ楽しい衣装に身を包んだ多彩などんたく隊が、さまざまなパフォーマンスを披露しながらどんたく広場をパレードする。
また、市内30か所以上の「どんたく演舞台」では、どんたく隊が、さまざまなパフォーマンスを披露するほか、さまざまなイベントが行われ、祭りを盛りあげる。フィナーレは、4日の「総おどり」で、どんたく広場で、しゃもじを鳴らしながら、地元博多っ子も観光客も入り混じりクライマックスを迎える。

「博多どんたく港まつり」 公式サイト
http://www.dontaku.fukunet.or.jp/