日本庭園と調和する7つの上家花壇と2つの露地花壇
新宿御苑では、皇室ゆかりの「菊花壇展」が、日本庭園で、11月1日から11月15日まで開催される。
日本庭園を道順に沿って回遊すると、庭園と調和するように設置された7つの上家花壇と2つの露地花壇を、鑑賞することができ、インフォメーションセンターでは、新宿御苑菊花壇展の魅力をわかりやすく紹介する「菊花壇解説展」が開かれる。
皇室の菊作りの伝統を受け継ぐ、秋の人気行事
新宿御苑は、明治39年、江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に皇室の庭園として誕生。戦後、国民公園となり、プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園や広大な芝生とユリノキが高くそびえるイギリス風景式庭園、伝統的な日本庭園が巧みに組み合わせられ、風景式庭園の名作として多くの人に親しまれる。
「菊花壇展」は、皇室の菊作りの伝統を受け継いだ菊の栽培、展示を続ける新宿御苑の秋の人気行事。
日本庭園に上家(うわや)といわれる建物を設け、野趣を生かした独特の味わいがある「懸崖作り花壇」や、大菊の大作り菊をこんもりと、そして半円形に整然と結い立てた「大作り花壇」など、独自の様式を基調に飾りつけられた菊の花々を楽しむことができる。
(画像はプレスリリース添付資料より)

環境庁 プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/103056.html新宿御苑 「新宿御苑の菊花壇情報」
http://fng.or.jp/shinjuku/event/kiku/kikukadan.html