明治天皇の御生誕日を祝い、祭典と奉納行事を実施
明治神宮では秋の大祭が、10月30日から11月3日まで開催される。
11月1日には、大正9年11月1日の明治神宮御鎮座の日を記念する式典が、3日には明治神宮で最も重要な祭儀の例祭が行われ、当日は、明治天皇の御生誕日にあたり、宮中より勅使の差遣がある。
また、この日を中心に境内各所では、舞楽や流鏑馬などの奉祝行事、全国特産物や菊花などの展示が行われ、多くの人出で賑わう。
舞楽や流鏑馬など伝統芸能・伝統武芸を奉納
主な奉祝行事は、10月30日に舞楽(振鉾、萬歳楽、綾切、長慶子)、11月1日に能(羽衣)・狂言(口真似)、三曲(越後獅子、三谷菅垣)、2日に邦楽邦舞(外記猿、松の翁)が、いずれも神前舞台で行われる。
3日には、全国弓道大会(武道場至誠館第二弓道場)、合気道演武(西参道沿芝地)、古武道大会(西参道沿芝地)、 百々手式(宝物殿東芝地)、明治神宮崇敬会郷土芸能奉納(第二鳥居前特設舞台)、流鏑馬(西参道沿芝地)、薩摩琵琶(御社殿)と、競技会や伝統芸能の奉納がある。
また、正参道では菊花展が、10月27日~11月23日まで開催。文化館宝物展示室では、明治神宮外苑創建90年記念展「描かれた明治の軌跡」を11月27日まで開催中で、御祭神の御聖徳や明治という時代を振り返ることができる。

明治神宮 公式サイト
http://www.meijijingu.or.jp/index.html