コンペティション部門など全22作品を上映
独創的な作品を、アジアを中心とした世界から集めた国際映画祭、「第17回 東京フィルメックス」が、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で、11月19日から27日までの9日間開催される。
コンペティション部門の10作品のほか、特別招待作品、特集上映など、全22作品が上映予定で、ゲストを招いてのシンポジウムやトークイベント、観客との質疑応答など、交流の場も設けられる。
オープニング上映はキム・ギドク監督の傑作「THE NET 網に囚われた男」
「東京フィルメックス・コンペティション」では、アジアの新進作家が2015年から2016年にかけて製作した作品の中から、10作品を上映。5名からなる国際審査員により、最優秀作品賞と審査員特別賞が選ばれ、11月26日の授賞式で発表される。
特別招待作品では、映画の最先端を切り拓いてゆく、気鋭の監督たちの新作を紹介。オープニング作品「THE NET 網に囚われた男」(2016年、韓国 、監督:キム・ギドク)、クロージング作品「大樹は風を招く」(2016年、香港、監督:フランク・ホイ、ジェヴォンズ・アウ、ヴィッキー・ウォン)など、5作品を上映。
また、デジタルリマスター作業により過去の作品を現代に甦らせた特別招待作品“フィルメックス・クラシック”や、特集上映“イスラエル映画の現在”、シンポジウム“アジアから映画の未来を考える”などを企画。未知なる作品やアジアの驚くべき才能との出会いが楽しめる。

「第17回 東京フィルメックス」 公式サイト
http://filmex.net/2016/