巨大な山車「大立山」が4基そろい、無病息災を祈願
古都・奈良の夜を彩るイベント「奈良大立山まつり」が、奈良市の平城宮跡大極殿院周辺で、1月25日から29日までの5日間開催される。
世界文化遺産の平城宮跡で行われる一大イベントで、高さ約7m、巨大な山車「大立山」が4基そろい、1年のはじまりに無病息災を祈願。県内各地の伝統行事のお披露目なども行われ、新春の奈良を盛り上げる。
「こども縁日」や「あったかもんグランプリ」も
「奈良大立山まつり」では、増長天、広目天、持国天、多聞天の四天王をモチーフにした光り輝く巨大な「大立山」が力強い和太鼓に鼓舞され会場内を巡行。
また、「鴨都波神社のススキ提灯献灯行事」(御所市)、「小川祭」(東吉野村)など、県内23団体の行催事が集合し妙技などを披露する。
期間中は、「こども縁日」や、県内市町村が工夫を凝らしたご当地グルメを提供する「あったかもんグランプリ」を開催。吉野町からは、薄揚げの中にうどんを入れた「逆きつね吉野葛カレーうどん」や、大和肉鶏、奈良県産の野菜を吉野葛入り特製ダシで煮込んで作る「西行鍋」が提供予定となっていて、奈良の冬の魅力が体感できる。
(画像は「奈良大立山まつり」公式サイトより)

「奈良大立山まつり」公式サイト
http://ootateyama.jp/