「灯り」と「花」で初冬の嵯峨・嵐山を魅力的に演出
京都の初冬の風物詩、「京都・嵐山花灯路-2016」が、 嵯峨・嵐山地域で、12月9日から18日までの10日間開催される。
嵯峨野散策路とその周辺寺院・神社など、嵯峨・嵐山地域の水辺や竹林を含む自然景観や歴史的文化遺産など地理的諸条件を生かし、露地行灯などの「灯り」といけばな作品による「花」の演出により、初冬の季節感を魅力的に演出。風情あふれる夜の散策を楽しむことができる。
寺院・神社・文化施設の夜間特別拝観・開館も実施
主な催しは、「ロームが灯す『灯りと花の路』」では、日本情緒豊かな陰影のある、約2,500基のLED 電球を使用した露地行灯などの「灯り」とボリューム感のあるいけばな作品の「花」で演出し、思わず歩きたくなる路を創出。
渡月橋と山裾、水辺など周辺をライトアップし、雄大で美しい夜の自然景観を演出する「渡月橋周辺のライトアップ」、野宮神社から大河内山荘庭園に至る散策路両側の竹林をライトアップし、頭上に広がる幻想的な情景を演出する「竹林の小径のライトアップ」などが楽しめる。
寺院・神社・文化施設の特別拝観・開館・ライトアップは、二尊院、常寂光寺、野宮神社、宝厳院、法輪寺、落柿舎、大河内山荘庭園などで開かれ、法輪寺では協賛事業として、デジタルアーティスト・長谷川章氏が考案・創作した光のアート“D-K”(デジタル掛け軸)が予定されている。

「京都・花灯路/京都・嵐山花灯路」 特設サイト
http://www.hanatouro.jp/arashiyama/index.html