富士の景色と3万5000本の白梅
富士山と箱根の山々を背景に、約3万5000本の梅が咲き誇る、「第47回 小田原梅まつり」が、曽我梅林・小田原城址公園などで、2月4日から3月5日まで開催される。
メインとなる曽我梅林は、中河原・原・別所の3つの会場に分かれ、期間中は数々のイベントを開催。2月11日には「第31回流鏑馬」が予定されている。
小田原城址公園も撮影スポットとしても人気
小田原では今から約600年以上も昔、北条氏の時代に梅の実を兵糧用にするため、城下に多くの梅の木が植えられ、江戸時代には、小田原藩主の大久保氏により梅の栽培が奨励され急速に増加したという。
曽我梅林では、食用梅の生産が目的のため、その殆どが白い花の白梅になっているが、ほかにも観賞用の紅梅やしだれ梅など、まちなか梅林内のいたるところで香り漂う梅を楽しむことができ、この地から 眺める富士山は「関東の富士見百景」にも選定されている。
また、小田原城址公園にも約250本の梅が植えら、撮影スポットとしても人気の場所。その他、小田原フラワーガーデン、辻村植物公園でも可憐な梅の花を楽しむことができる。
各会場には売店が設けられ、甘酒やおでんなどのほか、特産品である梅干しや梅ワイン、梅ジャムなどが販売される。
(画像は小田原市観光協会「第47回小田原梅まつり」より)

小田原市観光協会 「第47回小田原梅まつり」
http://www.odawara-kankou.com/event/umematsuri.html曽我別所梅まつり観光協会 「小田原梅まつり」
http://soganosato.com/index.html