雪深い白川郷が美しい照明のなかに浮かび上がる
岐阜県白川村の世界遺産・白川郷合掌造り集落では、「白川郷ライトアップ」が、1月22日・23日・29日・30日、2月5日・6日の6日間開催される。
照明時間は昨年と変更し、18:00~19:30までで、雪が降り積もり、静けさがしみわたる白川郷が美しい照明のなかに浮かび上がる。
合掌造りの独特の集落景観
白川郷合掌造り集落は、荻町地域にあり、大型の木造民家群から構成され、山間の田畑のなかに、18・19世紀の民家約50棟が集中し、茅葺きの合掌づくりの大きな屋根の下は3~5階からなり、独特の集落景観を呈する。
1995年に、五箇山の菅沼集落・相倉集落(富山県南砺市)とあわせて、「白川郷と五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されている。
また、冬の白川村は、特別豪雪地帯に指定される日本有数の豪雪地帯で、厳しい気候風土のこの地域で豪雪に耐えながら合掌造りの民家の暮らしが営まれている。
ライトアップは、和田家付近、かん町付近、明善寺付近、西側付近、下ゴソ付近の5か所で行われ、夜のとばりが降りると、一面雪景色の白川郷が照明のなかに浮かび上がり、訪れた人々を感動とともに幻想の世界へと誘う。
(画像は「白川郷ライトアップ」公式サイトより)

「白川郷ライトアップ」 公式サイト
http://lightup.asia/文化庁 「文化遺産オンライン/白川郷・五箇山の合掌造り集落」
http://bunka.nii.ac.jp/special_content/hlink4