水戸市に春の訪れを告げる
水戸の早春の風物詩、「第121回 水戸の梅まつり」が、偕楽園・弘道館で、2月18日から3月31日まで開催される。
期間中は、土・日曜日を中心に野点茶会などが開かれ、また、ライトアップイベント「偕楽園 光の散歩道」なども予定され、全国各地から多くの観光客が「観梅」に訪れる。
「全国梅酒まつりin水戸」も開催
偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本3名園のひとつに数えられ、広大な園内に約100品種3000本の梅が植えられ、早咲き・中咲き・遅咲きと、長い期間に亘って観梅を楽しめるほか、春の桜、つつじ、秋には萩、初冬には二季咲桜など季節の花々が日本庭園を彩る。
「光の散歩道」は、3月3日から20日まで行われるライトアップです。表門~孟宗竹林~好文亭にかけての陰の世界を抜け、鮮やかに照らしだされる梅の花が楽しめる。
弘道館は、天保12年(1841年)に開設された水戸藩の藩校で、当時の藩校としては日本最大規模を誇り、国の特別史跡になっており、正庁・至善堂・正門の3か所は重要文化財に指定される。敷地には約60種800本の梅が植えられ、偕楽園とともに梅の名所となっている。
また、偕楽園隣接の常磐神社の境内では、3月3日から5日まで、「全国梅酒まつりin水戸」が開かれ、日本全国の梅酒、150種類以上の飲み比べが楽しめる。
(画像は水戸観光協会「水戸の梅まつり」より)

水戸観光協会 「水戸の梅まつり」
http://www.mitokoumon.com/festival/ume.html