マクロビオティック九州は、「マクロビオティック」と「医・食・農同源」の考え方を基本とし、自然に即した食生活や生活法、また、ヒーリングの理論や実践学を学べるMQ大学を2010年度も開講する。
マクロビオティック九州とは
マクロビオティック九州、略してMQは、九州を中心とする治療師や料理研究家、指導者が集まって「医・食・農」同源による自然学校の開校を目標に活動している。MQ大学講座では、「病気は身体の浄化作用や気付きである」という東洋医学の考え方を取り入れ、体や心の不自然で不調和な状態を、元来の健康で生命力に溢れた状態に戻すための様々な知識や応用法・実践法を提供していく。
講座内容
MQ大学には2種類の講座がある。「MQ大学講座」と「MQ大学実践講座(五行セラピー講座)」だ。
それぞれの講座内容を下記に記す。
<MQ大学講座>
・陰陽五行
・中医学に基づく予防医学の基礎と応用法
・現代病への対処方法
・宇宙生理学
・マインドセラピー
・自然育児や自然出産
・体のゆがみを矯正する自然療法
・潜在意識への働きかけによるヒーリングセラピー
・自然農体験、スローライフ、ロハス的な生き方の提案
・プチ断食の実践
・マクロビオティック料理の基本
<MQ大学実践講座(五行セラピー講座)>
・陰陽五行の各臓器別の手当て法講座
・各臓器別の望診法講座
・各臓器別、季節別のセラピー
・東洋医学の応用法
・こころとからだのゆがみの調整法
・潜在意識との対話法
・砂浴の実践法
・酵素によるプチ断食の実践法
・こころと身体のダイエット法
・セラピーのワークショップ
・五行の臓器別のレシピによる料理教室とスイーツ教室
・太極拳
「MQ大学講座」と「MQ大学実践講座」はこうして見比べてみると内容がずいぶん違う。基礎をもう理解しているという人は実践講座からのスタートでも良いだろう。
「MQ大学講座」は2010年4月から月1回、全12回を福岡県のながいわの郷ムスビで開講予定。「MQ大学実践講座」は2010年5月より1泊2日または2泊3日で全5回を山口県のYUIの家で開講予定だ。
マクロビオティックとは?
マクロビオティックとは、肉や乳製品、精製された砂糖や食品添加物などの体にストレスのかかる食品を避け、玄米や豆、野菜に海草といった食品を季節や体調に合わせた選び方と調理法で食事し、その食事を通じて自然のエネルギーを身体と心に送り込むという考え方。マクロビオティックの食事習慣を身に付けることにより、人間が本来持っているとされている自然のバランスやリズム、自然治癒力を取り戻すことができるといわれている。
マクロビオティックという言葉が流行りだすずっと前からそういった食生活をしている人は大勢いる。無理な形でなく自然な形で自然のエネルギーを摂取できればそれに越したことはない。MQ大学講座やMQ大学実践講座を通じ、自身の力を高めていくというのも一つの生き方だろう。
マクロビオティック九州