「第5回中国(北京)国際食品博覧会」が5月9日北京展覧館で開幕し沢山の老舗店舗が出展している。北京市民であれば身分証の提示で無料で鑑賞することが出来る。
歴史ある藤を用いた料理
「晋陽飯庄」のスペース前には、紀暁嵐氏の故居や紀暁嵐氏が自ら植えたという藤の木の彫刻が展示されている。
紀暁嵐氏とは、清時代の学者で中国最大の漢籍叢書「四庫全書」の総編纂を行ったことで有名な人物であり、その故居を現在使用しているのが晋陽飯庄」である。
用意されているのは、藤の柔らかな香りを感じるような「藤の宴」の料理の数々。料理に使用されている藤は全て、その樹齢100年になる藤の木から採取したものだという。
電子メニューに興味津々
モニタに映し出された色々な料理メニューにタッチするとその料理の詳細が表示されたり、画面をタッチするだけで料理の注文が出来る「電子メニュー」を前に楽しんでいる人の姿も見られた。
他にも多くの地方から特色ある食べ物や料理が出展されている。

「纪晓岚故居风景“搬上餐桌”」
新京报网(中国語/ニュースサイト)
http://news.bjnews.com.cn/2010/0508/73297.shtml