木造住宅に屋上庭園

土地の少ない都会で、空間を確保できる数少ない有効スペース『屋上』。ガーデニングブームや全国的な助成制度の開始が契機になり、住宅分野でも屋上緑化が注目されるようになった。屋上庭園を数多く手掛けてきた東邦レオ㈱は、建て主の要望が高い木造住宅に利用可能な緑化システムとウッドデッキなどの屋上アイテムを厳選、『屋根と同等価格』で屋上庭園を導入できる新パッケージを開発した。
東邦レオ㈱は1999年からRC(鉄筋コンクリート)住宅や集合住宅のルーフバルコニーの屋上庭園を事業化、社内在籍の屋上ガーデンプランナーによるオーダーメイドのデザイン設計で、これまでに約500件、1ヘクタール以上の屋上庭園を手掛けている。しかし『木造住宅』では水漏れの不安や、瓦屋根と比較して大幅なコスト増となることから導入が進んでいないのが現状だった。
約100万円のベーシックプランのほか、菜園やペットと楽しめる庭園など4つのハイグレードプランも用意している。
早期の全国展開に対応するため全国各商圏ごとに1社から2社、木造住宅を新設するハウスビルダー・工務店とパートナー契約を締結し、相互の共同企画により屋上庭園開発を進める予定だ。『一戸建ての木造住宅には屋根をつける』そんな常識を覆し、家族や友人やペットと過ごせる贅沢な空間が実現する。

郊外の戸建て住宅では、ガレージを作ると庭園を造るスペースはほとんどない。木造住宅の屋根の上でバーベキューが出来るとは夢のような話だ。



東邦レオ株式会社