木製玄関ドア「スタイル」シリーズが低価格を実現

阿部興業株式会社は先頃発売した木製玄関ドア「スタイル」シリーズで、アルミ製玄関ドアと同等の価格帯を実現することに成功した。
同社は、「建具」「ドア」のエキスパートとして６０年以上の歴史を持ち、その専門メーカーとして、数えきれない実績を残してきている。特に木の持つ美しさ、機能性にこだわり続け、その魅力について深い知識を持つ日本でも数少ない企業だ。最もシンプルな「01M」というデザインにおいて、以前よりも40％もコストダウンし、アルミ製玄関ドアと同等の価格帯を実現した。
建具材の素材として木が良い理由は、ストレスを和らげて、身も心もリフレッシュさせる森林浴の爽快感が部屋の中でも得られるという効果があること。これは「フィトンチッド」という成分、一言で説明すると「森林の香り」だ。主に樹木が自分で作り出して発散する揮発性物質で、テルペン類を主成分とした有機化合物である。自然の森林の中で育まれた「木」を素材とした建具を多く使用することで、室内に居ながら森林浴効果を得られるという訳だ。

木の良さが見直されている。CO2問題が深刻になってきている現在、再生可能な木製建具が低価格になれば「木の玄関」がもっと増えてくるだろう。



阿部興業株式会社