異国情緒豊かな旧外国人居留地が祭りで賑わう
長崎市では、「長崎居留地まつり」が、グラバー園ほか東・南山手地区で、9月17日・18日の2日間開催される。
長崎独特の急な石畳の坂道を100メートルも一気に駆け上がる「オランダ坂かけあがり大会」や「居留地大バザール」などが開かれ、大勢の人出で賑わう。
気軽に参加できるイベントが盛りだくさん
「長崎居留地まつり」は、幕末に居留地で生きた人々や、日本の夜明けに大きく貢献した長崎の歴史的役割と、そうした郷土への誇りを考え直そうということから市民と行政が一体となり平成13年(2001年)にスタートした祭り。
世界遺産に登録されたグラバー邸をはじめ、国宝大浦天主堂内
など、旧外国人居留地に残る歴史的文化遺産を活かし、誰もが気軽に参加できるイベントが盛りだくさんで楽しめる。
17日は、グラバー顕彰パレード(グラバー園~大浦天主堂~四海楼前広場)、居留地キッズコーラス(大浦天主堂)、無声映画上映(旧香港上海銀行)、アリアの夕べfor熊本・大分(大浦天主堂)、居留地まつりライトアップ(東山手甲十三番館とその周辺)など。
18日は、居留地大バザール(大浦居留地商店街)、居留地合唱祭(旧香港上海銀行)、ワールドフーズレストラン(東山手地球館)、居留地赤ちゃんハイハイ&よちよちレース(孔子廟)などが予定されている。

長崎市公式観光サイト「 あっ!とながさき/長崎居留地まつり」
http://www.at-nagasaki.jp/event/51065/