伝統X革新をテーマに日本文化の魅力を国内外に発信
東京都は、「幕開(まくあ)き 日本橋 ~東京2020文化オリンピアードキックオフ~」を、日本橋・福徳の森特設ステージで、10月7日に開催する。
同イベントでは、江戸の文化の発信地であり、五街道の起点ともなった日本橋から、文化オリンピアードのキックオフを宣言し、全国津々浦々での参画を呼びかけるとともに、伝統X革新をテーマとした祝祭的なパフォーマンスで日本文化の魅力を国内外に発信する。
現代的な演出と一流の演者による伝統芸能が融合するステージを披露
「東京2020文化オリンピアード」とは、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、文化芸術の力で地域を活性化し、若者の参画促進や創造性を育むことで、2020年から先の未来に日本や世界の文化を継承していくことを目指すもので、日本全国にこの取組を広げるため、政府や自治体、全国の文化芸術団体等と連携、多彩な「東京2020文化オリンピアード」の展開を予定する。
「東京2020文化オリンピアードキックオフ」では、東京都知事小池百合子、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員長森喜朗らが登壇予定。
パフォーマンスでは、舞踊「三番叟(さんばそう)」(出演者:宗家藤間流八世宗家藤間勘十郎ほか)、装束付舞囃子「吉野天人」(出演者:能楽観世流シテ方人間国宝梅若玄祥ほか)が演じられ、映像等を利用した現代的な演出と一流の演者による本格的な伝統芸能が融合する、独自性と多様性を追求した、祝祭的なステージが予定されている。

東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/