豪華絢爛な13基の曳山が巡行
大津市では、天孫神社の例祭で、湖国三大祭りのひとつとされる「大津祭」が、大津市のJR大津駅周辺の旧市街地一帯で、10月10日・11日の2日間開催される。
江戸時代初頭から行われていた祭礼で、古くは四宮祭と呼ばれ、本祭当日には、ゴブラン織りや精巧な金具に飾られた、豪華絢爛な13基の曳山がからくりが披露しながら巡行し、大勢の人出で賑わう。
本祭では町の辻々で精緻なからくりを披露
主な曳山行事予定は、10日の宵宮では、午前中、曳山を飾り付け、午後に宵宮曳きを行い、夕刻になると提灯が灯され、曳山が美しく浮かび上がり、お囃子の力強い大太鼓のリズムが祭りムードを盛り上げる。
11日の本祭では、天孫神社前に集合した曳山は、9:00頃に出発し、丸1日かけて街中を巡行。
終日コンチキチンの囃子と見事な「からくり」を演じながら市内を巡行する13基の曳山はいずれも江戸時代に製作された華麗な曳山で、まさに「動く文化財」。巡行中はお囃子とともに、厄除けちまきや各曳山の手拭いが曳山の上から撒かれ、町の辻々約28が所では曳山屋台で精緻なからくりが披露される。夕刻、寺町通りで解散となる。

大津祭曳山連盟 公式サイト
http://www.otsu-matsuri.jp/home/