昼の部19か所、夜の部2か所を公開
京都では、普段は公開されていない貴重な文化財が公開される「第51回 京都非公開文化財特別公開」が、10月30日から11月8日まで開催される。
今回は、昼の部(拝観時間:9:00~16:00)と夜の部(同:17:30~20:30)を開催。昼の部は、「特別公開」では初公開となる信行寺、霊源院、龍安寺蔵六庵をはじめ19か所、夜の部は、上賀茂神社、下鴨神社の2か所。夜の部では石見神楽と今様(白拍子)が、それぞれの公開場所でいずれかを1日1回奉納となる。
知恩院・三門(国宝)二層内部など貴重な文化財を一斉公開
昼の部の公開寺院等は、上京区/清浄華院、三時知恩寺、妙蓮寺、冷泉家(公開期間10月31日~11月3日)、光照院。左京区/西方寺、法然院 (公開期間11月1日~7日)、信行寺。
東山区/妙法院、雲龍院(泉涌寺山内)、即成院(泉涌寺山内)、知恩院三門、得淨明院、大統院(建仁寺山内)、霊源院(建仁寺山内)。下京区/平等寺。南区/東寺講堂・五重塔、東寺灌頂院。右京区/龍安寺蔵六庵。
公開予定の文化財は、知恩院・三門(国宝)二層内部、東寺・五重塔(国宝)初層内陣、清浄華院・泣不動縁起絵巻(重文)、妙蓮寺・長谷川等伯一派襖絵(重文)、法然院・狩野光信筆襖絵(重文)、大統院・円山応挙筆幽霊図などとなっている。

京都古文化 保存協会 公式サイト
http://www.kobunka.com/index.html