夜間・菊のライトアップや旧ハッサム住宅公開など、数多くのイベントも予定
神戸市の都市公園で唯一の日本庭園、相楽園では、神戸の秋を代表する「第64回神戸菊花展」が、10月20日から11月23日まで開催される。
丹精こめて育てられた見事な菊の数々が庭園いっぱいに展示されるほか、お茶席、コンサートをはじめ、夜間・菊のライトアップや、重要文化財・旧ハッサム住宅の公開など、数多くのイベントも予定されている。
菊の香りに包まれ、日本庭園で秋の日のひとときを楽しむ
相楽園は、およそ2万平米の敷地の中に池泉回遊式日本庭園があり、飛石や石橋を渡り、流れや滝など深山幽谷の風景を見ることができ、蘇鉄園や樹齢500年と伝えられる大クスノキ、春に咲くツツジの花やモミジの紅葉も見事で、神戸市民の憩いの場となっている都市公園。
重厚な正門と欧風建築の旧小寺家厩舎(重文)、保存のために移築された船屋形(重文)、旧ハッサム住宅(重文)のほか、茶室浣心亭(かんしんてい) が庭園の景観と調和している。
「神戸菊花展」の期間中は、浣心亭での茶席、相楽園会館や旧小寺家厩舎での音楽ライブなどを開催。夜間・菊のライトアップは、11月3日から7日まで(ライトアップ:日没~19:00まで、入園は18:30まで)。また、重要文化財「旧ハッサム住宅」公開は、10月24日から11月15日まで。
菊の香りに包まれて、美しい日本庭園でゆっくりと秋の日のひとときを楽しむことができる。

相楽園 公式サイト
http://www.sorakuen.com/index.html