うだつの町並みと和紙のあかりのコラボレーション
岐阜県美濃市では、「第21回美濃和紙あかりアート展」が、10月11日・12日(17:00~21:00)に開催される。
全国から募集した「美濃和紙」を使った「あかりのアート作品」が、重要伝統的建造物保存地区に指定されている「うだつの上がる町並み」に展示され、県内外からの数多くの来場者で賑わう。
1300年の伝統に支えられた“美濃和紙”の未来へ思いをつなぐ
「あかりアート展」は、1300年の歴史を誇る伝統産業の「美濃和紙」の再生と、後に重要伝統的建造物群保存地区に指定される「うだつの上がる町並み」の活性化・ブランド化を目的に、1994年に美濃市観光協会の美濃市制40周年記念事業として開催され、今回が21回目。
美濃和紙を使用したあかりのオブジェを一般・小中学生の両部門で全国公募し「うだつの上がる町並み」に2日間にわたり屋外展示し審査を行う。
江戸時代からの情緒を残す町並みの中で美しく灯るあかりのオブジェは、美濃和紙の持つ柔らかさや美しさを感じることができ、美濃和紙の新たな可能性をも感じさせてくれるイベントとなっている。
また、「あかりアート」の展示のほかに、「街角コンサート」、「臨時売店による美濃市の特産品、お土産品の販売」や、市の伝統芸能「美濃流し仁輪加」の上演など、様々なイベントも予定されている。

美濃市観光協会 「美濃和紙あかりアート展」
http://www.akariart.jp/