五重塔ともみじの調和が美しいお寺
いよいよもみじ狩りのシーズンが到来。遠くまで出かける時間がなかなかとれない方、都心からもほど近い高幡不動尊へ出かけてみては?
高幡不動尊では、11月18日~11月30日の間、「もみじまつり」が開催される。ライトアップされた五重塔ともみじの調和のなかで、日々の喧噪を忘れゆったりと過ごしたい。
関東三大不動のひとつ
高幡不動尊こと高幡山明王院金剛寺は、真言宗智山派別格本山で、関東三大不動のひとつとして親しまれている。
平安時代初期に慈覚大師円仁が、この地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王を安置したことに始まる。不動堂、仁王門、丈六不動三尊は重要文化財にも指定されている。
また、新撰組土方歳三の菩提寺でもあり、大日堂には歳三の位牌や新撰組隊士慰霊の大位牌などがある。また、奥殿では歳三の書簡など多くの新撰組資料の展示も行われている。
萬燈会・もみじ灯路も開催
11月22日、23日には「萬燈会・もみじ灯路」も行われる。これは、萬燈会を奉修して、七難即滅、七福即生、ご先祖様の追福菩提をお祈りする行事。
16:00~19:00の間は、門前町一帯に約2000個の置灯明が灯され、「たかはたもみじ灯路」として幽玄の世界が現れる。

高幡不動尊金剛寺ホームページ
http://www.takahatafudoson.or.jp/