JR特急「はまかぜ」号&観光列車「天空の城 竹田城跡号」、「天空バス」運行開始
全国屈指の山城遺構“竹田城跡”(兵庫県朝来市)では、3月20日に山開きを迎え、JR特急「はまかぜ」号の竹田駅臨時停車、観光列車「天空の城 竹田城跡号」および竹田城跡周遊バス「天空バス」の運行が開始された。
観覧時間は、3月20日から9月18日までが、8:00~18:00。 9月19日から12月10日までが、4:00~17:00に変更となっている。
雲海に包まれた姿や竹田城から見下ろす風景を見ようとたくさんの人々が訪れる
竹田城跡は、標高353.7メートルの山頂に位置し、山城遺跡として全国でもまれな完存する遺構であり、虎が臥せているように見えることから「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれる。
秋から冬にかけてのよく晴れた早朝には、朝霧が発生することがあり、雲海に包まれた姿や竹田城から見下ろす風景は、天空に浮かぶ城を思わせ、「天空の城」・「日本のマチュピチュ」とも呼ばれるようになり、幻想的な風景を一目見ようとたくさんの人々が訪れる。
雲海は、円山川から発生する霧によって生ずるもので、昼の間に暖められた空気が夜になると冷やされ、川の水温よりも低くなると、川の水から蒸発霧が発生。その霧が山の間の低い部分にたまり、標高の高い部分から見ると雲海として見える。
また、竹田城跡は、平成24年に「恋人の聖地」として認定を受け、恋人の聖地にあやかろうと、若いカップルたちも多く訪れるという。

朝来市 公式サイト
http://www.city.asago.hyogo.jp/