日本映画発祥の地・京都で歴史映画の持つパワーを発信
歴史映画の祭典、「第8回京都ヒストリカ国際映画祭」が、京都文化博物館で、11月2日から13日までの12日間開催される。
「時代劇」をつくり続けてきた日本映画発祥の地・京都で、「歴史劇」という大きなテーマで、世界の映画をみていこうと立ち上げられた映画祭。バラエティ豊かな作品がラインナップされ、ゲストを招いてのトーク付き上映なども予定されている。
「ヒストリカ・フォーカス」では、忍者を特集
上映作品は、歴史映画の変化を感じ取る“今”観るべき最注目作品「ヒストリカ スペシャル」では、インド映画界に旋風を巻き起こした超大作「BAAHUBALI: THE BEGINNING(原題)」(2015年/インド)と、過酷なアメリカ開拓時代の壊れゆく女たちを描いた「ホームズマン」(2014年/アメリカ、フランス)を日本初上映。
世界中から厳選した新作歴史映画「ヒストリカ ワールド」では、日本初上映「秘密が見える目の少女」(2015年/デンマーク、ノルウェー、チェコ)、日本初上映「バタリオン」(2015年/ロシア)、日本初上映「ウルスリのすず」(2015年/スイス)、関西初上映「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」(2015年/中国)。
また、一つの視点から歴史映画を紹介する「ヒストリカ・フォーカス」では、世界を魅了する忍者を特集。無声映画・時代劇・アメコミ・エログロ・キッズ・コメディまで、止まることのない忍者エボリューションを紹介する。
他にも、毎年開催されるアジア全域版アカデミー賞「アジア・フィルム・アワード(AFA)」との連携プログラム「アジア・シネラマ」では、過去のAFAノミネート・受賞作品からヒストリカ注目の5作品をセレクトし、ゲストを招いてトーク付き上映を行うなど、多彩なプログラムが予定されている。

「京都ヒストリカ国際映画祭」 公式サイト
http://www.historica-kyoto.com/