鍋島家伝来のお雛さまをはじめ多彩な雛人形に出会える
佐賀に春の訪れを告げる、「第17回 佐賀城下ひなまつり」が、佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行、旧古賀家、旧牛島家、旧三省銀行、旧福田家)、徴古館ほかで、2月11日から3月31日まで開催される。
佐賀藩鍋島家伝来の格調高いお雛さまや鍋島小紋をまとった愛らしいお雛さま、伝統工芸手織り佐賀錦をまとったきらびやかなお雛さまなど、あちこちの会場で多彩なお雛さまを見ることができ、佐賀の街中の賑わいを創出するさまざまなイベントも予定されている。
旧古賀銀行では「日本とヨーロッパのからくり人形展」
徴古館では、長さ6mと5mの大迫力の、2つの大雛壇飾りを展示。鍋島家で実際に飾られていた雛人形・雛道具の数々約500点で、明治から昭和初期にかけての歴代の夫人が愛しんだ雛飾りは、大名家・侯爵家にふさわしい豪華さと品格を兼ね備える。今年は鍋島家伝来の香道具の数々も、雛祭り期間としては初めて特別陳列となる。
また、旧古賀銀行では、「日本とヨーロッパのからくり人形展」を開催。日本の伝統的なからくり人形や、西洋で愛されるからくり人形・からくりおもちゃを展示。2Fでは、人間国宝の14代今泉今右衛門氏が「佐賀城下ひなまつり」のために作った「殿皿・姫皿」をはじめ、日本の原風景を描く「ほのぼの人形」、工芸菓子なども展示予定となっている。
(画像は佐賀市観光協会 「sagabai.com/佐賀城下ひなまつり」より)

佐賀市観光協会 「sagabai.com/佐賀城下ひなまつり」
http://www.sagabai.com/main/844.html