パブリックアートとは
パブリックアートとは、美術館やギャラリー以外の広場や道路や公園など公共的な空間”パブリックスペース”に設置される芸術作品のこと。
設置される空間の環境的特性や周辺との関係性において、空間の魅力を高める役割をになう、公共空間を構成する一つの要素と位置づけされる。
パブリックアートとしては、ニューヨーク・マンハッタンの6番街55丁目にある、ロバート・インディアナの『LOVE』が有名で、東京の新宿アイランドタワーに同様の作品があることで知られている。
地下鉄におけるパブリックアートの変遷展
東京メトロでは、平成22年11月23日(火・祝)から平成23年1月16日(日)まで、東京メトロ東西線 葛西駅高架下にある地下鉄博物館にて特別展「地下鉄におけるパブリックアートの変遷展」を開催する。
東京メトロの駅構内には、著名な作家によるものや、地域の歴史・産業をモチーフにした壁画・彫刻など様々なパブリックアートが設置されているが、今回の特別展は、これらのパブリックアートがいつ頃から、どのようなコンセプトで設置されてきたのか、主要作品を通じてその変遷を紹介するものである。
この機会に、東京メトロに設置されている多様なパブリックアートを理解し、より深く芸術作品を味わうのも一興ではないだろうか。
地下鉄におけるパブリックアートの変遷展東京地下鉄株式会社(東京メトロ)