はじめに
東京など大都市圏では、プラネタリウムのリニューアルや新規オープンが活発だという。
70年代後半のブーム時に作られた施設が老朽化してきたこともあるが、最近ではデジタル化やCGなどの技術革新によって、上映する番組の自由度が飛躍的に向上したことが大きいそうだ。
プラネタリウムといえば座席に付いて、天井を見上げるスタイルを思い浮かべる人が多いだろうが、最近では座席がないプラネタリウムもある。
六本木ヒルズ「スカイプラネタリウム」
六本木ヒルズに冬期限定のプラネタリウムが登場した。世界初の「3Dウォークスルー型プラネタリウム」でこの冬、宇宙空間を体感できる。
六本木ヒルズ「スカイプラネタリウム」には定番の座席がない。「スカイプラネタリウム」は「星空を歩けたらいいね」という何気ない一言から誕生したそうだ。
「スカイプラネタリウム」には座席もなければドーム型の天井も、定刻に流れる解説プログラムもない。
『スカイプラネタリウム』は従来のタイプとは全く異なり、3Dプラネタリウムだがメガネが必要な立体映像ではない。
裸眼のまま、美術館を楽しむようにギャラリーを自由に歩いてみて回る「3Dウォークスルー型プラネタリウム」で、360度見渡せる美しい星空の中を、まるで散歩するかのように楽しめる。まさに最新の技術を使ったプラネタリウムだ。
『スカイプラネタリウム』開催概要は以下の通り
開催概要:
開催期間:2010年11月26日(金)~2011年2月13日(日)
※会期中無休
時間 : 11:00~22:00(金曜・土曜・休前日は23:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
場所: 森アーツセンターギャラリー (森タワー52F)
入館料: 一般¥1,800、学生(高校生・大学生)¥1,300、
子供(4歳~中学生)¥800
※東京シティビュー入館料(一般¥1,500含む)
WEB:
http://www.sky-planetarium.com/問い合わせ: 03-6406-6652(東京シティビュー)
おわりに
『スカイプラネタリウム』のあとは、「スター★デッキ」に足を伸ばせば冬の星座とロマンチックな夜景を楽むことができる。
カフェでは12星座カクテルなどコラボメニューが充実しており、新宿・渋谷方面を望む「マドラウンジスパイス」では、12種類の星座カクテルが楽しめるとか。
きらめく夜景と生演奏をバックに友達同士やカップルでオシャレな大人の時間を過ごてはいかがだろうか。
六本木ヒルズ