アジアの多様性に目を向ける
10月25日(土)~11月3日(月祝)の期間、新百合ヶ丘周辺で、「KAWASAKIしんゆり映画祭」が開催される。
今年で20回目を迎えるこの映画祭、日本を含めたアジアの映画の新しい潮流にスポットを当て、アジアの多様性を感じる作品が中心となっている。
市民がつくる映画祭
「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、「市民がつくる映画のお祭り」として、市民スタッフが中心となって企画、運営を行い、行政がバックアップする形で、定着、発展してきたお祭り。
中学生が映画をつくり上映する「ジュニア映画制作ワークショップ」の実施、「野外上映会」などを企画し、街ぐるみで楽しめる取り組みを行ってきた。
台湾映画から話題作まで、多様なラインアップ
「KAWASAKIしんゆり映画祭」で上映予定の作品を一部ご紹介しよう。
台湾映画台湾青春映画の原点ホウ・シャオシェン監督の「恋恋風塵」、台湾国内で2010年度の最高動員数を記録したニウ・チェンザー監督の「モンガに散る」など。
見逃せない話題作直木賞受賞のベストセラー小説を映画化した熊切和嘉監督の「私の男」、迫真の演技を世界が絶賛したジャン=マルク・ヴァレ監督の「ダラス・バイヤーズクラブ」など。
しんゆりセレクション心温まる中国映画チャン・ヤン監督の「グォさんの仮装大賞」、昨年の反響の大きさからアンコール上映となった楠山忠之監督の「陸軍登戸研究所」など。

しんゆり映画祭ホームページ
http://www.siff.jp/siff2014/index.html